ゴジマエ~後日読み返してもらいたいささやかなまえがき~

1971年生まれ。京都府出身・在住。コピーライター・プランナー。約15年間、大阪の広告制作会社勤務ののち2012年7月からフリーランスに。キャッチコピー一発から広告全体のプランニング・進行管理、企業の販促企画(企画書作成)まで、会社案内や学校案内・フリーペーパーなどの取材からライティングまで、幅広くやってます。 お仕事の依頼などはfuwa1q71@gmail.comまで。 

2017-01-01から1年間の記事一覧

風情の正体

「芝浜」 -- 七代目(自称五代目)立川談志(2001年版) 大晦日ということで、もう日本酒を呑みながら「芝浜」を見ています。まあいろいろ意見はあるでしょうが、ぼくは立川談志さんのこの2001年のよみうりホールのやつが好きです。上手いということでいえば…

フリーになって5年たって、5年後に読み返したいささやかな「まえがき」。

これは子どもの頃のぼくの写真。たぶん5歳くらいだと思います。フィルムの質感がいいですね。じつはいま4歳の次男がこれにそっくりです。彼が拗ねたり、駄々をこねたり、母親に反抗したりするのを見るたびに、ああ自分もまったくこのとおりだったし、たぶん…

ENJOY KYOTO Issue22 宇治特集号をセルフレビューします 〜その5〜 「岡崎体育 少年時代からの夢を海外観光客にも届けたい」

まさに本日ニューアルバム「XXL」をリリースした岡崎体育さんの記事です。あの昨年話題になった「MUSIC VIDEO」の冒頭のシーンのロケ場所でもある太陽が丘の同じ場所でロケ撮影をしました。これはこの取材が決まった時から決めていたことでした。 記事タイト…

ENJOY KYOTO Issue22 宇治特集号をセルフレビューします 〜その4〜 「松北園 木幡という小さな街で世界に挑むお茶屋さん」

京阪の木幡駅とJRの木幡駅のちょうど中間あたり、なだらかな坂の途中にある保育園のとなり、旧奈良街道沿いに松北園茶店はあります。実家に住んでいた頃はしょっちゅう前を通っていたし、たしかにお茶の香りがたまにしていたなあと、そのくらいの印象でした…

ENJOY KYOTO Issue22 宇治特集号をセルフレビューします 〜その3〜 「通圓 宇治茶サーガの最新章」

京阪宇治線の終着駅、モダンな建築がどことなく街並みから浮いている不思議な雰囲気の宇治駅を降りると、駅を出てすぐにUの字型のバスターミナルがある。ターミナル右手の宇治川沿いを歩いていくとすぐ目の前、宇治橋のたもとに通圓さんはあります。通圓さん…

ENJOY KYOTO Issue22 宇治特集号をセルフレビューします 〜その2〜 「朝日焼 作為しない作為という極意について」

さて、ENJOY KYOTO初のエリア特集として宇治をフィーチャーするにあたって最初に考えたことは、巻頭を飾る特集を何にするかということでした。個人的に知っているところや既に評価の定まったさまざまなお茶にまつわる人々だけでもかなりの候補があり、選考に…

ENJOY KYOTO Issue22 宇治特集号をセルフレビューします 〜その1〜

今回はENJOY KYOTO初めてのエリア特集号として宇治をピックアップしました。なにせ新茶の季節でもありますし、今回取り上げたあがた祭りや、紙面では紹介できなかった三室戸寺のあじさい祭りなど、イベントもあります。そしてなにより、じつはぼくが小中高を…

ENJOY KYOTOの2017年お正月号にして記念すべきIssue20について

あけましておめでとうございます。昨年は1月14日にブログで「失敗しよう」と年初の目標を書きました。それはまあ字義通りというよりはむしろ、失敗するようなチャンレンジをしようということだったのですが、結果的にはそれほど大きな失敗はなく、それはつま…