ゴジマエ~後日読み返してもらいたいささやかなまえがき~

1971年生まれ。京都府出身・在住。コピーライター・プランナー。約15年間、大阪の広告制作会社勤務ののち2012年7月からフリーランスに。キャッチコピー一発から広告全体のプランニング・進行管理、企業の販促企画(企画書作成)まで、会社案内や学校案内・フリーペーパーなどの取材からライティングまで、幅広くやってます。 お仕事の依頼などはfuwa1q71@gmail.comまで。 

2013-01-01から1年間の記事一覧

2013年をサクッと振り返って。

さて、大晦日になりました。今年はすこしお手伝いさせていただいた「CLASS ROOM 小豆島REPORT|地域×デザインを考える「CLASS ROOM」」で春と夏に小豆島に伺って地域に根付いた産業を丁寧に作っている人たちに出会い、またそれを広めていく活動をしている方…

まどみちおさんのことば

子どもといるといわゆる童謡やわらべ歌のようなものと再会する機会があり、そのあまりにシンプルで耳慣れたフレーズや歌詞にまったく気づかなかったけど、これまで何気なく口ずさんでたメロディーがすごいポップな音楽だったんだなあと感心したり、ふといま…

ENJOY KYOTOがテレビに出ます

じつはENJOY KYOTOがテレビで取り上げていただくことになりまして先日取材を受けてきました。放映は1月8日(水)NHK京都放送局の18時10分からの「ニュース610 京いちにち」という地域ニュースの番組でこれは京都エリアの方だけしか見れませんが、翌日1月9日…

クリスマスの思い出

4歳半になる長男に昨夜クリスマスの絵本を読み聞かせ「サンタクロースは間違えて別のプレゼントを持ってこないかな?」とか「そもそも来てくれなかったらどうしよう」といった彼の不安を取り除くように話をしながらベッドに入りました。そして夜明け前、用意…

ある寒い冬の夜の、ある犬の死について。

ある一匹の犬が死んだ、という知らせを受け取った。もうずいぶんの老犬で、ある程度その犬の死は予見されていたことではあった。それにぼくはその犬に特別に思い入れがあったわけでもなく、そもそもたぶん、一遍か二遍かそこらしか会ったこともなかったよう…

遅くなりましたが、Enjoy Kyoto創刊されましたの報告です。

Enjoy Kyotoが各地で配布されて、それなりに評価が聞こえ始めています。概ね好評のようで僕もうれしい限りです。また基本的にこれまでtwitterのフォロワーさんやfacebookの友人などからしかほぼ閲覧されてなかっただろうこの過疎ブログ(にしてクソブログ)…

フリーペーパー「Enjoy Kyoto」について。

前にここで告知したとおり、いま外国人観光客向けの観光案内フリーペーパーを作っています。このあたりでちょこっと進捗を報告しますと、あれからちょっとすごい人(言いたいけどまだ言えないなあ言ってもいいのかなあ)にロゴを提供いただいたり、創刊号で…

外国人向けの京都案内フリーペーパーを発刊します

告知があります。夏のはじめごろからすこしずつ準備してきたプロジェクトが本格的に動き出しています。なにかといえば、海外からの外国人観光客向けに英語で京都を案内するフリーペーパーです。この秋にあらたに発刊します。コンセプトとしては、ただ観光地…

映画評「ホテル・ルワンダ」

ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売日: 2006/08/25メディア: DVD購入: 2人 クリック: 110回この商品を含むブログ (371件) を見る今日は広島に原爆が投下された日です。ことしもまた今日を…

映画評「昼下がり、ローマの恋」

昼下がり、ローマの恋 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン発売日: 2012/07/13メディア: DVD クリック: 9回この商品を含むブログ (5件) を見るひさしぶりに映画評でも書いてみよ…

「四十才は二度目のハタチ。」

「四十才は二度目のハタチ。」という真木準の名コピーがありました。人間、ハタチで成人になるということは、四十才は大人になって二十年、つまり「オトナハタチ」なわけです。 「多崎つくる」が36才にしてちょうど半分の18才の出来事を清算するためにかつて…

instagramのムービーをより楽しく遊ぶための考察

instagramにムービー機能が追加されたのでちょこちょこ撮っては遊んでいます。じつはぼくはむかし自主映画をつくったりもしていたので、まあいわゆる昔とった杵柄というやつですね。で、まず世界中の人がアップしている映像を見てて思ったのは「いいなあ!」…

サッカー「イタリア vs 日本」を観て

「ブラジル戦は点差ほどには差は感じなかったけど、イタリア戦は点差より差があったと感じた」。というのがぼくの率直な印象でした。今日の試合、イタリアのコンディションが笑うくらい最悪だったので前線からのプレスがまったくなかった。まあイタリアとし…

二番目にしたかったこと

先日、同じく京都でフリーランスのライターをされている小春さんこと江角悠子さんがブログ(ライター小春の京都暮らし「どうやったらライターになれますか?」に対する私なりの答え)ということでいろいろ書かれていて、その中でぼくのこともちょろっと紹介…

ブログ開始から一年たってみて

このブログを書き始めたのがちょうど一年前。15年近く勤めた会社を辞め、フリーランスのライターになることをここで明らかにして、それをまあブログの始まりとしました。不安もありましたが仕事はなんとかかんとかやれています(その分、あまりブログ記事が…

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」についていまさらの長大なレビュー

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年作者: 村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/04/12メディア: 単行本 クリック: 3,074回この商品を含むブログ (236件) を見る 発売当日に購入し、翌日に読了。その後メモなど取りながら読み返し、さらに過…

それがともだち

昨日、長男の幼稚園入園式に行ってきました。日陰は肌寒いながら陽がポカポカとしていて春風が園庭を吹き抜けていく爽やかな朝でした。うちの長男はちょっと気難しいタイプというか、まっすぐに自分の気持ちを表現できないところがあります。ですから「幼稚…

新年度を迎えるにあたっての報告と述懐

年度も明けたのでもう公開してもよいだろう。じつは小説家デビューが決まった。フリーランスになった昨年夏からひそかに進めてきた原稿がようやくかたちになり、出版社との打ち合わせを重ねた末、ついにというかなんというか、ともかく夏ごろには書店に並ぶ…

返事じゃない言葉

あらためて言うのもなんなのですが、ぼくはコピーライターという仕事をしています。コピーライターという仕事をしている人のなかでは、学校案内という仕事はあまりやりたがらない人が多いというか、編集系の仕事よりはたとえば「キャッチコピー一発で勝負」…

仏性について ~finalvent氏のエントリを読んで~

finalvent氏の本「考える生き方」を読んであらためて思考の方向性や眼差しの類似性と言いますか、それは人生の成り行きを含めて共通する部分が多く、その感想エントリを書こうと思っていたのですが、仕事や日々のあれこれでバタバタしているうちにかなわず、…

CLASS ROOM 第三回「自分の住んでるまちを世界に開くということ  橋本裕介×原田祐馬」に行ってきたよ

「情報と状況」。おふたりの話を聞きながら思っていたのは、そのふたつのコトバでした。 まず「KYOTO EXPERIMENT」のプログラムディレクターを務める橋本さんは、演劇を始めてそこから運営の方に携わっていくことになる経緯を語っておられました。京都大学時…

いわゆる「年頭雑感」的なものを書いてみた。

まったくいまさらでアレなんですが、あけましておめでとうございます。新年に際してまあなんとなくブログタイトルも書式もすこしマイナーチェンジしてついでに更新頻度もちょっとは上げていこうかなーなんてことを思いつつ、なんの拘束力も法的根拠もないの…