ゴジマエ~後日読み返してもらいたいささやかなまえがき~

1971年生まれ。京都府出身・在住。コピーライター・プランナー。約15年間、大阪の広告制作会社勤務ののち2012年7月からフリーランスに。キャッチコピー一発から広告全体のプランニング・進行管理、企業の販促企画(企画書作成)まで、会社案内や学校案内・フリーペーパーなどの取材からライティングまで、幅広くやってます。 お仕事の依頼などはfuwa1q71@gmail.comまで。 

2014-01-01から1年間の記事一覧

2014年の最後に

9月以降はほんとうに忙しくてもともと更新頻度の少ないこのブログは、さらに過疎化していたのですが、今日は大晦日ということで軽く一年を振り返っておこうと思います。今年はずっと20年くらい好きで聴き続けてきたくるりやつじあやのさん、高校時代からテレ…

京都ヒストリカ国際映画祭とパトリス・ルコントとのインタビュー

バタバタでブログやSNSどころでもなかったのでずいぶんご無沙汰してしまいました。12月のはじめ、京都ヒストリカ国際映画祭の取材の中で機会を得たパトリスルコントのインタビューをENJOY KYOTOのウェブサイトで公開しています。思うところあって今回は日本…

松尾優さんの全国デビューアルバム「Kiss and Fly」発売に寄せて

今日はENJOY KYOTO Issue6で取材させていただいた松尾優さんの全国CDデビューアルバム「Kiss and Fly」の発売日でした。Twitterをちらちら眺めていると少なくないお店で売切が続出しているようです。こうやって自分が好きなアーティストの人気が着実に広がっ…

奇跡 くるりへの取材

外国人向け観光フリーペーパーのENJOY KYOTO9月号を「くるりと音博」を中心に京都の音楽ネタでいこうとぼくが言ったのはじつは3月の初めごろ。もう半年も前のことでした。きっかけは3月にメルボルンに行ったときに「あ!」と気づいたことがあった。それは、…

ENJOY KYOTO Issue6:京都音楽特集号について

この夏はほんとうにすごい夏でした。なんといってもくるりのメンバーにお会いしたのが6月22日の誓願寺。そこからつじあやのさん、松尾優さん、小松正史さん、たゆたう、mocaさんと、さまざまなミュージシャンの方々にインタビューをしました。終わってみての…

ウクライナで民間機が撃墜され、イスラエルがガザに地上侵攻した日に、観光の役割について考えてみました。

「紛争」と「観光」はたぶん正反対の概念です。紛争は、異国や異人種、異文化や異教を敵視し、排除しようとすることで起こります。いっぽうで観光は異国や異人種、異文化や異教をリスペクトし、近づこうとする行為だからです。 先日、ENJOY KYOTOの取材で出…

ENJOY KYOTO 「いいね!」の数が1000を超えました。

いよいよというか、ついにというか、ENJOY KYOTOのフェイスブックページ(ENJOY KYOTO | Facebook)に対する「Like!」いわゆる「いいね!」の数がおかげさまで1000を超えました。「Like!」を押してくれる人のタイプにも変化が見られ、最近では明らかにわれ…

遠くまで旅を続ける人たちへ 小沢健二のいいとも出演について

小沢健二が出演した「笑っていいとも!」を見ました。王子様キャラ以降の彼しか知らない人は小沢健二を「人畜無害みたいのお坊ちゃん」みたいに言う人がいるけど、かつてフリッパーズ・ギター時代の彼はARBとか矢沢永吉とかユニコーンとかムーンライダースな…

ENJOY KYOTOオリジナル和菓子をつくっていただいた青洋さんに行ってきました。

ENJOY KYOTO最新号の和菓子特集のなかでENJOY KYOTOオリジナルの桜の和菓子の作成にご協力いただいた青山洋子さんの和菓子店「青洋」さんへ伺ってきました。 やっぱりこうして自分たちが制作に関わったものが実際に店頭に並んで販売されているのを見るとウキ…

こころの中でひっそりと半旗を掲げること ~2011.3.11から3年経って~

3年前の震災が教えてくれたのは、目の前の人たちと過ごすありふれた日常がいかに大切なものかということでした。だからぼくはいわゆる3.11が「その日」だからといって、これまでも特別なことはしてこなかったし、ただただ家族と楽しく過ごすこと、そうしてそ…

「編集者の時代」はほんとうか

もともとぼくは夜は9時か10時には眠っているので番組そのもの(NHK 新世代が解く!ニッポンのジレンマ | 過去の放送)は見ていないのですが、たまたまこの記事の「編集者の時代」という言葉を聞いて思い出すことがあり、自分がつねづね考えていたことと重な…

ひなやさんの衣料品再生プロジェクト「Re: リコロン」について

「小学6年生のかっこう」というのが、ぼくのファッションセンスに対するぼく自身の批評です。ジーパンにチェックのシャツとスニーカー。上に着るものがプレーンなトレーナーだったりカーディガンだったりベストだったりするだけでとくに代わり映えせず、ブラ…

ふつうをちょっとだけ特別にするということ

欽ちゃんこと萩本欽一さんが「若いころはいやな仕事しかまわってこない。でもそこにしかチャンスはない」って言ってて、ああこれはすごい言葉だなあと思ったことがありました。実際にそうですし。 それからその昔「コンビニでこんなサービスやってくれたらい…

手で書く、手で描く。

ちょっと前に糸井重里さんとジブリの鈴木敏夫さんの手書きファックスでのやりとりが話題になってました。手書き文字で書くと言葉の表情まで伝わるから、たとえば「再考!」という鈴木さんのダメだしが決して一方的なものではないことが、その自筆の表情によ…

1年坊主だった15年前に書いた自分のコピーを読んでみた

先日、実家に帰ったら母親が大事に取っていたという古い新聞が出てきました。それはぼくがこのコピーライターという仕事に就いて最初にかかわった、わりに大きめの仕事である毎日新聞の15段全面シリーズ広告「昭和の伝言」という新聞広告でした。日付を見る…

和菓子店 青洋さんに伺って

取材と撮影で、青山洋子さんの工房でありお店でもある 青洋さん(Petit Homepage Service)にお邪魔してきました。じつはここでもうサラッと書いちゃうんですけど 青山さんにはENJOY KYOTOの次号で紹介するための 「ENJOY KYOTOオリジナル和菓子」の制作を依…