京都ヒストリカ国際映画祭とパトリス・ルコントとのインタビュー
バタバタでブログやSNSどころでもなかったのでずいぶんご無沙汰してしまいました。
12月のはじめ、京都ヒストリカ国際映画祭の取材の中で機会を得たパトリスルコントのインタビューをENJOY KYOTOのウェブサイトで公開しています。思うところあって今回は日本語版もありますので年末年始の時間にでも読んでいただけたらと思います。
第10回特別編 パトリス・ルコントインタビュー | ENJOY KYOTO
ぼくは京都ヒストリカ国際映画祭についてはENJOY KYOTOを始める前の3年前、第3回のときに実行委員の衣川さんからお招きいただきいちど映画祭に伺っていました。それで今回その衣川さんからのお話があり、またもともとぼく個人的に、京都国際映画祭よりも京都らしく、そして国際的な意義ある映画祭だと感じていたので、積極的にお手伝いしたいという気持ちがあって、それで始まったのが今回の対談プロジェクトでした。
結果的には時間的な問題とぼく個人の準備の甘さがあって、有効な事前告知や周知活動につなげられらなかったのですけど、それでも快く受け入れていただき、世界的巨匠であるパトリス・ルコントとの取材もセッティングいただけて本当に光栄でした。
あらためて衣川さんと高橋剣さんに感謝したいです。そして。できればその高橋剣さんとの対談1回目からじっくり読んでいただけたら、このパトリス・ルコントとのインタビューの意味も、より深く理解いただけるのではないかと思います。
京都ヒストリカ国際映画祭(日本語版) | ENJOY KYOTO
高橋剣さんとの対談の中でも語っているのですが、映画祭だけでなく海外からの若手作家を招いてのワークショップなどもあり、時代劇は京都の観光、とりわけ海外からの観光という点でもとても有効なコンテンツだということに思い至りました。時代劇と観光を結びつけた考え方ってこれまであまりされてなかったと思います。
またいくつかのゲストハウスの知り合いに頼み、映画祭に外国人旅行者を誘ってみて感想などを聞くという試みもしてみました。残念ながらデータとよべるほどの数を取れなかったのですけど、こういうこともできるんだなとわかっただけでもぼくとしてはとても有意義なプロジェクトになりました。髙橋剣さんと衣川さんにはあらためて感謝を述べたいと思います。
ともあれ、ENJOY KYOTOとしてたぶんはじめて行う日本語コンテンツでもあるので、実験的な部分は大いにありますが、ぜひ第一話から第十話まで、読んでいただけたらと思います。