ゴジマエ~後日読み返してもらいたいささやかなまえがき~

1971年生まれ。京都府出身・在住。コピーライター・プランナー。約15年間、大阪の広告制作会社勤務ののち2012年7月からフリーランスに。キャッチコピー一発から広告全体のプランニング・進行管理、企業の販促企画(企画書作成)まで、会社案内や学校案内・フリーペーパーなどの取材からライティングまで、幅広くやってます。 お仕事の依頼などはfuwa1q71@gmail.comまで。 

大晦日に2016年の仕事をまとめてみました。

今年もあと一時間を切ったということで、今年の仕事の中から主なものをまとめてみました。

京都精華大学岸田繁京都精華大学ポピュラーカルチャー学部客員教員に就任。聴き耳の立て方、教えます」

www.kyoto-seika.ac.jp

3月に東京の某スタジオに行って、くるり岸田繁さんにいろいろとお話を聞くことができました。岸田さんに取材させていただくのはENJOY KYOTO Issue6での取材以来2度目。この仕事は2016年の仕事の中でも自分にとって、もっとも重要でもっとも楽しい仕事になりました。この仕事の告知をtwitterでしたところものすごいリツイートといいね!をいただき、また急激にフオロワーが増えたり、その新しいフォロワーさんとtwitterで交流したりということもありました。

Bluestone パンフレット&ウェブサイト

www.blue-stone.jp

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徳島の藍を使い、京都の職人さんが皮に藍染を施した「SUKUMO Leather」を使った高級スニーカーBluestone。開化堂の八木さんやダンサーの宮原さんへのインタビューをはじめ、ブランディングの重要な位置付けになるパンフレット&ウェブサイトのコピーを担当しました。

富士通テン

富士通テン ドライブレコーダー開発物語 | 富士通テン

富士通テンの開発に携わった技術者へのインタビュー。プロジェクトX的な感じで、できるだけ開発の中で起こったハプニングやエピソードを交えて生の言葉を伝えるよう心がけた仕事でした。

神戸電子専門学校 入学志願者向けパンフレット

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トノサマバッタのCMでおなじみの神戸電子専門学校の入学志願者への案内パンフレット。これまた東京に出張して、活躍するライターの池田園子さんにインタビューしてこれからクリエーターになることの可能性や心構えなどを語ってもらいました。

IYOCA 会員向け冊子

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行ったことのない愛媛の街の人の行動やショッピングスタイルを想像しながらいろいろと紙面企画やアプローチの仕方を提案しながら作りました。わりかし寛容かつフレキシブルに提案を受け入れてくれるクライアントなので、来年は町歩きをして、もっとリアルな提案もできたらなあと思います。

ENJOY KYOTO

1月号 Issue14
「Kyoto Otome Walk」をテーマに祇園東の舞妓さん・富津愈さんを巻頭特集に、英語を話せる舞妓さんとして海外の人に正しく舞妓の文化を伝えたいという彼女の想いなどを聞かせてもらいました。
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そのほかにもちせのトラジャムのしほさんや、かわいい雑貨屋さんSlepinng ForestのMicaさんに取材しました。
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3月号 Issue15
この号ではDeco Japanのページを担当。ファッションデザイナー菅井英子さんに取材して、ニューヨーク留学時代の話や、和と西洋との融合、伝統的な素材とハイテク素材との融合など着物の持つ可能性などについてお話を伺いました。
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また、宝酒造の広告ページでは和久傳さんとのコラボを企画。花見弁当とスパークリング清酒「澪」のペアリングを提案する広告に仕上げました。
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5月号 Issue16
5月号からは隔号で記事については1号まるごとぼくの担当となりました。今号では「Natural Health and Beauty Kyoto Style」をテーマに、森の案内人・三浦豊さん
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re:planterの村瀬貴昭さん、
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BefineのGoさん、
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おぶぶ茶苑の松本さん、
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tea cannnelの藤田さん、
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アド吉カイロプラクティックのアドさん、
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Toscaの橋本明朱花さん・朋果さん
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にお話聞きました。


7月号 Issue17
7月号は広告のみの担当。レギュラーの宝酒造さんの広告では、マドンナやスティングビョークなどのセレブを指導したこともあるヨガティーチャーのダンカンさんとベルギーからやってきて京都に住んでいるサロメさんをモデルに、ジェフ・バーグランドさんの息子さんが営むバーをロケーションに撮影しました。
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また京都府さんのページでは亀岡の商店街をフィーチャー。嵐山からのトロッコ列車と亀岡のTukTukに乗って北町商店街をめぐる旅を提案しました。
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9月号 Issue18
今号ではぼくがすべての記事を担当。京都とスポーツを特集しました。サッカーのサンガ、バスケットのハンナリーズ、女子プロ野球京都フローラを紹介しました。他にも上田滋夢さんのインタビューや、竹内アナウンサーのご尽力により京都のテレビ放送局KBS京都とメディアコラボして海平和アナと南ディレクターに取材しました。この号は「観光とスポーツ」というあまり京都の観光メディアでなかった取り組みとしての新しさもあって特別な思い入れがある号になりました。
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11月号 Issue19
今号では広告ページのみを担当。レギュラーの宝酒造のページでは利き酒会を旅館・八千代さんの協力のもとに実施。国籍や日本在住歴の違いを超えて、それぞれの好みの日本酒を探るいい企画になりました。
また王将さんの広告では餃子が無料でつくクーポンやinstagramに参加する企画を提案。結果は芳しくはなかったのですが、取り組みとしては面白いものになりました。

ENJOY KYOTOでは他にも今年はスポンサーでもある「おたべ」さんのお協力のもと祇園で展覧会を実施もしました。
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ENJOY KYOTOでは他にも今年はスポンサーでもある「おたべ」さんのご協力のもと祇園で展覧会を実施もしました。
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それからサンガの試合には割引クーポンをつけたことで多くの外国人がスタジアムに来てくれるきっかけづくりをすることもできました。
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というわけで2016年が終わります。仕事の面ではかなり充実していた一年ですが、その分ENJOY KYOTOでももっとやれたなあとも思いますし、自分が果たすべき役割をきちんと果たせてないなあとも感じました。
歳末に思ったのはぼくがコピーライター1年生の時に師匠からもらった言葉。それは「作品こそが最高の営業マン」という言葉です。そうしてそんな言葉を思いながら今年のネットメディアの趨勢を見て感じたのは、ネットが浸透して影響力も責任もより大きくなったことで、いわゆる普通のメディアになったこと。それに伴い今まで口先だけで人を欺いたり出し抜くことが影響力と考えてたような勢力やなんちゃってプロデューサーみたいな人種が滅びるだろうということです。そしてそれは長い目で見て、それなりに良いことなのではないかと思っています。

というわけで今年ももうあとわずかですが、来年はフリーになってまる5年を迎える年でもありますので、ちょっとここらで暴れてみようかなと思っています。とおりいっぺんの仕事は、今年以上に全部まとめて断ってやるぞという覚悟を持ってのぞむ所存です。なので、これはという仕事や一緒に楽しもうというプロジェクトの際にこそ、ぜひお声がけくださいませ(笑)。そして皆様も良いお年を!