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ゴジマエ~後日読み返してもらいたいささやかなまえがき~

1971年生まれ。京都府出身・在住。コピーライター・プランナー。約15年間、大阪の広告制作会社勤務ののち2012年7月からフリーランスに。キャッチコピー一発から広告全体のプランニング・進行管理、企業の販促企画(企画書作成)まで、会社案内や学校案内・フリーペーパーなどの取材からライティングまで、幅広くやってます。 お仕事の依頼などはfuwa1q71@gmail.comまで。 

はたして外国人の方はENJOY KYOTOを持ってサンガの試合を見に来てくれたのか?

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いよいよ運命の10月30日。今日は以前にも書いていたとおり、ENJOY KYOTOを西京極スタジアムに持って来た外国人の方限定で、京都サンガF.C.の試合を500円で観られる日。来てくれるかなあ?ゼロだったらどうしよう?まさか一人も来ないなんってことはないだろう、とかいろいろソワソワしながら西京極スタジアムへ行って来ました。
天気も朝から爽やかな秋晴れで、昼間はあったかかったこともあってか、お客さんはいっぱい。ジャージを着込んだサポーターだけでなく、家族連れやカップルの姿も多く見られました。あと岡山のサポーターがけっこう多く感じましたね。とりあえずゲートをくぐると「ENJOY FOOTBALL」なんて書いたノボリもあって、偶然ではあるんだけどなんだか縁起がいい気がして、ズンズン早足でスタジアム入場口のほうへと向かいます。

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進んでいくとチケットセンターや屋台などがひしめくゾーンが見えて来ます。オランダやトルコの屋台もあってなんとなくフードも国際色豊か。「ENJOY KYOTO屋台デー」とか仕掛けて、各国料理の屋台を集めるなんてのもいいかもなあ。

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続いて見えて来たのがサンガのチームバス。熱狂的なサポーターはここで選手たちの会場入りを待ち受け、バスを降りた選手に対し大きな声援で出迎えたり、スタジアムを後にする選手を見送ったりするのだそうです。

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それからこの日はハロウィンということもあってキャンディープレゼントとかフェイスペインティングなど、キッズ向けのイベントなんかもやってました。今回ENJOY KYOTOで外国人観光客とスポーツを組み合わせる動機のひとつとして京都は子どもと大人がワーッと遊べる観光地が少ないというのがあったのですが、そういう意味ではこうした家族レジャーとしてのスポーツ観戦というのもいいと思いますよね。

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いよいよスタジアムの中へ。まず最初は正面スタンドの自由席へ。ちらほらと外国人のグループを見かけたのでカタコトの英語でインタビュー開始。最初のグループは留学生だそうで、いちばん手前のメガネの男性は一年前にシカゴから京都に来たらしく、サッカーの試合は初めて観に来たということでした。なんでも彼は野球が大好きだそうで、カブスのファンだと。ちょうどワールドシリーズを戦っている最中だけど日本では観られないから、昨夜は日本シリーズを観ていたと言ってました。「カワサキはどうか?」と聞くと「ああ、彼は大好きだよ」と笑っていました。来週は「京都ハンナリーズの試合を見にいくんだ」とENJOY KYOTOのハンナリーズのページを見ながら教えてくれました。

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次に声をかけたのはフィンランドからのツーリスト。女性のほうはすでに5回目の日本旅行ということもあって日本語が少し話せたので、ちょっと日本語でも会話しました。2人はたぶんだけど恋人だと思うけど、ぼくの英語がうまく伝わらなくて自信はない。日本語で「トモダチではない」と言ってたので、たぶんそうなんだろう。まあいいや。ともかく彼女たちは1ヶ月近く日本にいるらしいので、明後日から配布が始まるENJOY KYOTOの最新号も、またどこかで手に取ってくれるといいなと思いました。

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もう一人もフィンランドから来た女性で、彼女は宇治の抹茶の会社で働いていると言っていました。会社の名前を教えてくれたのだけど、北欧訛りの英語で発語された日本語の企業名というのはなかなかに難易度が高くて、全く聞き取れなかったです。「モロゾフ」みたいに聞こえたけどどこなんだろう?「I don’t know it」というと彼女は「抹茶の会社は宇治にはたくさんあるからね」みたいなことを言って笑っていました。とリあえず彼女とは英語でやりとりしたのですが、たった一人で来ていたので「キミはサッカーが好きなの?」と尋ねると「フィンランドではアイスホッケーが好き」と目を輝かせて答えてくれたので、たぶんスポーツが好きなんだろうと思いました。たぶんね。

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彼女たちはたまたまスタンドで出会った人たちで、ENJOY KYOTOを持って来たというわけではないのですが、みんなの様子を見ているとやっぱり周囲のサポーターの真似をして、一緒にチャントを叫んだり(もちろん日本語で)、手を叩いたり、手を前に伸ばしてエールを送ったりしていました。それはじつに楽しそうで、言葉の通じない異国のロックコンサートでファンの挙動を真似しながら頑張って溶け込み、一緒にこの雰囲気を楽しもうという気持ちがひしひしと伝わってきました。そしてそれは、観ていてとてもすがすがしい光景でした。やっぱりスポーツには言語や文化を超えて通じ合うものがあるんだなあと感じたし、今回のスポーツ特集号はやってよかったなあと、間違ってなかったんだと確信できました。

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さて、とりあえず役目を果たしたので、後半からは特別にご用意いただいたスペシャルに良い席に移動。中央の最前列で観戦しました。西京極はもともとサッカー専用スタジアムではないため、ピッチと客席が遠いのですが、それでもやはりここまで降りてくると臨場感ありますね。戦況はもっと上の席から見たほうがわかりやすいですし、個人的にはそのあたりの席のほうが好きなのですが、それでもたまにはこういう臨場感ある席もいいですね。

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肝心の試合は前半早々にENJOY KYOTOでインタビューしたエスクデロ選手のヘディングゴールで先制。さらに後半から入った矢島選手が得点し、2-0で昇格争いを展開しているファジアーノ岡山に見事勝ちました。同じくENJOY KYOTOで取材した髙橋祐治選手も先発フル出場を果たし、岡山の攻撃を見事に失点ゼロにおさえてくれました。これで岡山と勝ち点で並んだわけですからこの勝利は大きいです。それにせっかくのENJOY KYOTOデーだったわけですから、スタジアムに足を運んでくれた外国人のみんなに、攻撃的なサッカーで勝利する強い京都サンガF.C.の勇姿を見せることができてホントよかったなあと思いました。

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というわけで結果発表です。今日ではなく16日のゲームに間違って来てしまったお客さんも含めて、最終的には総勢20組30名ほどの外国人ツーリストの方々がENJOY KYOTOを持ってスタジアムへ足を運んでくれたようです(サンガさんには16日に間違えて来た人にも500円での入場を認めるという寛大な対応をしていただいたのだそうです。ありがとうございます)。いやあ、これだけ限られた対象範囲と告知規模にしてはまずまず成功だったと言っていいのではないかなと個人的には思っています。告知媒体はENJOY KYOTOのみですし、それだって割引告知を見逃す人もいるでしょうし。広報の方にも試合後にご挨拶させていただいたときに、「ぜひまたもっとしっかりと時間とって、いろいろやりたいです!」と言っていただけたので、今後もまた何かこうした、紙面とリアルをつなぐ企画を仕掛けていきたいと思っています。興味ある方は、ぜひともプロフ欄のgmailまでご連絡ください。

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